高梨農園 高梨 豊

若葉区大宮町
高梨農園 高梨 豊

栽培する野菜は100種類以上。プロも注目する野菜直売農家。

野菜のプロが注目する農園。

高梨農園の特徴のひとつは農園に直売所が併設され、野菜直売農家として、手がける野菜の多くをそこで販売している点です。お父様の精司さんが40年ほど前から大宮台やその近辺の新興住宅地で野菜の移動販売をしていたそうで、それが好評で直売所を構えるようになりました。


高梨さん自身、そんなお父様の姿を見て育ち、20代半ばで就農し、2014年2月には法人化。株式会社となり、その代表をつとめます。


もうひとつの特徴は栽培している野菜の数です。一般的な野菜はもちろん、イタリアン野菜や黒大根、紅芯大根といった耳慣れないものを含め、多種多様な野菜を作っています。その数は年間100種以上にのぼり「正確な数字はわからない」と高梨さん自身が笑うほどです。


珍しい野菜があることで、直売所には一般の消費者だけでなく、飲食店の経営者や、ホテルや料亭などに野菜を卸す仲買人なども遠方から訪れます。ときには「こんなものを作ってほしい」とリクエストされたり、種苗会社から新品種を紹介されたりすることもあるのだとか。


そういった野菜のプロたちからも注目されている農園なのです。

土にこだわった質の高い野菜作り。

「栽培している畑の面積は3ha。1つの作物を栽培する量は決して多くはありませんが、種を植えて収穫して、また別の野菜の種を植えて…… と、畑を1年間回しています」と高梨さん。正社員4名、パート3名を雇用していますが、この規模で7名を雇うのは珍しいそうです。


「10倍くらいの栽培面積でも雇用する人数は同じという話を聞いたこともあります(笑)。でも、質のいい野菜をいろいろ作り、売っていくためにはこれでも人が足りないんですよ。」


人気がある野菜は、多の農家が 手がけるため、競争も激しいといいます。野菜の数だけではなく、質が高いからこそ、多くのプロに注目され ているのです。


それを支えているのが、土作りです。 毎年、稲わら、もみがら、にぼしなどを混ぜて発酵させた自家製の堆肥を作り、春先の畑にたっぷすき込みます。それによって、野菜の味が濃くなり、柔らかさなども変わってくるそうです。


「『千葉市つくたべプロジェクト』に出荷するのも、自家製堆肥でていねいに育てたラディッシュなどになる予定です。新鮮でみずみずしいものをお届けしますので、料理にどう生かしてもらえるか楽しみです。飲食店やそれを食べるお客様に喜んでいただき、 農園を知ってもらえるきっかけになるとうれしいね。いいことが循環して、みんなが喜ぶプロジェクトになるといいんじゃないかな」と高梨さんは話してくれました。